アナテースはヨーロッパアルプスやインドヒマラヤなどでも産出しますが、大きく形の多様な結晶が採れるノルウェー産は人気があります。いくつかのノルウェー産アナテースやアナテース付き水晶を出品しましたが、ブラジル産アナテースも巨晶があります。
アナテースはルチルと同じ成分で、化学組成は TiO2(酸化チタン(正方晶系))で、ルチル(正方晶系)、板チタン石(斜方晶系)とは多形の関係にあります。私はチタン三兄弟と思っています。
アナテースは結晶の形が特徴的であることでも知られています。両端が尖った八面体であることが多く、錐面に横方向の条線が細かく入っています。
また、アナテースの屈折率は、2.48–2.56で、これはダイヤモンド(2.417)よりも高く、光の分散率も0.213とダイヤモンド(0.04)のなんと約5倍以上なのだそう。分散光(ファイア)が強いことで有名なスファレライト(0.156)やスフェーン(0.055)と比べても非常に高いことが分かります。
アナテースの特徴は、まずとても小さな結晶が多いということが挙げられます。その殆どがミリ単位の大きさで、1㎝を超える結晶はとても希少です。
マニハール産水晶にはアナテースの小さな結晶が付いている物も少なくありません。アナテース付き水晶は各地で見られますが、多くは存在しません。国産水晶にも見られ、山梨県竹森のススキ入り水晶にも稀にアナテースが有ります。乙女鉱山産にも極稀に付いている物もあります。
このアナテースは光を透過すると美しいオレンジが中心に見え脇に僅かながらブルーが見えています。アナテースの巨晶非常にレアな個体です。さすが鉱物・宝石大国のブラジルと喝采です。
10.8×10.5×8.2mm 12.25ct
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